情報システム

I.S.

新物流システム導入推進室
新物流システム導入推進第2グループ

2020年入社 | 社会安全学部

※取材当時

入社前のことを教えてください

友人に紹介してもらったスーパーマーケットで4年間アルバイトをしていました。比較的小規模な店舗で、社員さんとアルバイト・パートさんの距離が近く、「エンド計画(販促企画)やってみない」と声をかけてもらったことが、自分で計画を立ててやり遂げる楽しさを知るきっかけになりました。この経験を通じて、考えながら形にしていく仕事の面白さに気づいたのだと思います。
就職活動では「食は人が生きていくうえで切っても切り離せないもの」という考えから食品業界に絞って活動しました。アルバイト先の倉庫で目にしていた日本アクセスの名前を調べ、同業他社と比較する中で、多様な温度帯の商品を扱う物流体制や、これからの時代に必要とされる柔軟な対応力に魅力を感じました。そして何より、説明会で出会った社員の方々が明るく、仕事を心から楽しんでいる姿が印象的で、「ここで一緒に働きたい」と思い入社を決めました。

現在の仕事内容を教えてください

現在は、全国の物流拠点で長らく使用されてきた「物流システム」の刷新と、新たな物流システムの導入を進めています。導入拠点は全国150拠点以上、関わる対象者数は1,400名以上、導入期間は約4年をかけて、約20年に渡って使用されてきた「物流システム」を、新しい「物流システム」に切替え、導入する大規模なプロジェクトで、社内のICT部門やシステム開発会社と連携しながら、導入計画立案から現場への展開までを担当しています。
主な仕事は、導入計画の作成や、そこに記された内容を拠点導入時に室員全員が遂行できるようにするための導入手順書の作成、拠点・センターの方々が迷わず新しい物流システムを操作できるようにするための取扱説明書や操作マニュアルの作成などです。特に、現場が混乱することのないよう、実際の作業の流れに寄り添った内容づくりを心がけています。単に“新しい仕組みを入れる”のではなく、“それを現場の力として定着させる”ことを使命に感じています。

仕事の魅力を教えてください

この仕事の魅力は、「自分で考え、形にできること」です。
以前所属していた西日本受発注業務部では、「間違いなくお客さまに商品をお届けする」という、日本アクセスの中でも最も基本であり重要な業務に携わっていました。日々の仕事を通じて、正確さや責任感など社会人としての基礎を学ぶことができ、非常に有意義な時間でした。
一方で現在の仕事は、より“自分で考えて動く”ことが求められます。どうすれば現場がもっとスムーズに動けるかを自分で考え、試行錯誤しながら形にしていく過程に、大きなやりがいを感じています。また、西日本受発注業務部での経験が今も生きています。現場で働いていたからこそ、「どこで困るのか」「どんな手順ならわかりやすいのか」、1つ1つの考えを丁寧に確認し、操作マニュアルに落とし込む。“現場目線”を大切にしながら、新しい仕組みを現場に定着させていくことが、自分の役割だと考えています。目に見えないところで、誰かの働きやすさを支える、そこにこの仕事ならではの魅力があります。

成長を実感できていることを教えてください

「与えられた業務を最後までやりきる力」と「周りを巻き込みながら進める姿勢」が身についてきたと感じています。
今の仕事は、全国の拠点や多くの部署を巻き込んで進める大きなプロジェクトです。新しい仕組みを導入する際には「これまで通りの方が安心」と感じる方もおり、調整や理解を得ることも簡単ではありません。それでも開発会社や社内のICT部門、営業部門などと連携しながら一歩ずつ進めていく中で、チームで成果を生み出す力が確実に身についてきました。小さな一歩でも自分から動けば周りが動く——そんな経験の積み重ねが、今の自信につながっています。

今後の目標を教えてください

今後は、新しい物流システムを安定導入し、全国の拠点で今ある業務を問題なく遂行できるように会社全体へしっかりと根づかせること、そして新しい物流システムを最大限に活用して、各業務の効率化を実現することを目標にしています。
単に“新しいものを導入する”のではなく、それをどう活かせば現場の働きやすさやお客さまへの価値につながるのか、そこを考え、実現していくことが自分の役割だと思っています。
ITの力は確かに大きいですが、それを支えるのは現場や人とのつながりです。だからこそ「ITの力とハートで会社を支えていきたい」。技術と人の両方を大切にしながら、より良い未来を自分たちの手で築いていきたいと思います。

最後にもう一言!縁の下の力持ちを支える縁の下の力持ち

食品業界では、日本アクセスのような食品卸の会社が、メーカーとお店をつなぐ“縁の下の力持ち”として欠かせない存在です。そして、その日本アクセスをITの力で支える私たちの部署も、もうひとつの“縁の下の力持ち”だと感じています。
食は人が生きていくうえで欠かせないもの。その食を届ける企業を支え、その企業をさらに支える仕事に携われている——そう思うと、自分の役割の大きさを改めて実感します。華やかな表舞台に立つ仕事ではありませんが、確かに誰かの生活を支える一部になっている。ITの力と人の思いを重ねながら、これからも“見えないところで支える力”を磨いていきたいと思います。

MY WEEKLY SCHEDULE

I.S.の一週間のスケジュール表