営業(業務用)

S.M.

外食流通第1営業部
外食営業第1課

2022年入社 | 栄養学部 卒

※取材当時

入社前のことを教えてください

大学では栄養学を専攻し、栄養士やフードコーディネーターなどの資格を取得しました。さらに教職課程を履修して教員免許も取得しています。学外活動では、企業や病院のリーフレットに掲載する食品メニューの開発などにも携わりました。
就職活動では、学生時代の学びを活かして商品開発に関わりたいと考え、食品メーカーと食品卸の両方を志望しました。最終的に日本アクセスを選んだのは、メーカーよりも幅広い商品を扱えること、そして社風の良さや会社としての安定した基盤に魅力を感じ、長く成長し続けられる環境だと思ったからです。

現在の仕事内容を教えてください

外食流通第1営業部で、カフェやハンバーガーなどの外食チェーンを担当しています。メーカーと協働しながら、お客さまの店舗に並ぶ商品提案やPB(プライベートブランド)の開発提案、新メニュー開発に必要な食材の提案・手配、配送・納品までを一貫して行っています。
提案はコンペ形式になることも多く、採用・不採用の結果に一喜一憂しながらも、負けたときは必ずお客さまからフィードバックをもらい、メーカーと共有して次の提案に活かしています。採用された商品は、リリースまでお客さまと伴走し、ときには毎日顔を合わせながら進めることもあります。現在は約500社のメーカーと取引し、多様なご要望に迅速かつ柔軟に対応しています。

仕事の魅力を教えてください

自分が提案し、開発に携わった商品が店舗のメニューとして並ぶ瞬間が、何よりの喜びです。外食チェーンのメニューになるということは、多くの人に食べてもらえるということ。その実感は、学生時代に描いていた「食に携わる仕事」の理想そのものです。
一方で、商品が店頭に並ぶまでには、何度も繰り返される試作と改善、そして全国への安定供給に向けた物流やロット管理など、地道で膨大な調整業務もあります。それでも、お客さまやメーカーと喜びを分かち合える瞬間があるからこそ、日々の苦労も意味のあるものになるのだと思います。

成長を実感できていることを教えてください

営業として、自分なりのスタイルが少しずつ確立してきたことです。日本アクセスでは入社後から約1年半の間、育成期間として物流に配属されます。最初に物流を経験できたことで、商流を理解した上で営業活動ができることは、大きなアドバンテージになっています。
とはいえ、物流から営業に異動した当初は右も左もわからず、多くのことを吸収しようと先輩に同行して学ぶ日々でした。その中で先輩から「営業スタイルは人の真似ではなく、自分で見つけなさい」と言われた言葉が心に残っています。以来、「レスポンスの速さ」と「気持ちの良い電話対応」を徹底するようになりました。どんな小さな問い合わせにも早く、誠実に対応することを意識し続けた結果、お客さまやメーカーからの相談が増え、信頼が少しずつ積み重なっていると感じます。日々の小さな行動が信頼をつくる、そう実感できるようになったことが、今の私の大きな成長です。

今後の目標を教えてください

目標は、「提案力と信頼をさらに高めていくこと」です。ここで言う提案力とは、単にプレゼンをする力ではなく、お客さまとの会話の中から言葉にならない課題やニーズを見つけ出し、先回りして提案できる力だと思っています。
そのために今は、社内外の食品展示会への参加や新しいメーカーの開拓を通して、提案できる商材や情報の引き出しを増やしています。知識の幅が広がれば、それだけお客さまに寄り添った提案ができるはずです。一つひとつの経験を積み重ねながら、「あなたに任せたい」と言っていただける営業を目指していきます。

最後にもう一言!カフェ巡り=メーカー巡り

もともと食べることが大好きで、休日はSNSで見つけたお店を訪ねてカフェ巡りをしています。珍しい商品を見つけると、ついラベルを見て「どのメーカーだろう?」と確かめてしまいます。スーパーマーケットでも気になる商品があると、自然とメーカーをチェックしている自分がいます。
意識しているわけではないのですが、日ごろからアンテナを張る習慣が身についているのだと思います。カフェ巡りをしているつもりが、いつの間にかメーカー巡りになっている。新しい発見やヒントを見つけるたびに「早く提案してみたい」と思い、月曜日が少し楽しみになります。

MY WEEKLY SCHEDULE

S.M.の一週間のスケジュール表