業界のこと、日本アクセスのこと、
あなたのギモンにお答えします。
Q1
食品産業の中で、
卸売業は
どれくらいの規模なんだろう?
80.4兆円を超える食品産業界において
すべての事業領域が卸売業のフィールド。
国内全食品関連市場(フルマーケット)は約80.4兆円、このすべての事業領域が当社のフィールドです。食品関連市場の川上から川下までを担うこの広大な領域の中、当社が特に注力しているのは小売店などを対象とした「食料品小売市場分野」、生鮮・中食・外食を扱う「生鮮・食材流通市場分野」、得意先様の共同配送センターの運営やメーカーへの調達物流などを行う「食品関連物流市場分野」の3分野です。このように広い事業領域をカバーしつつ、時代の変化に対応した新分野への強化も怠らない姿勢がさらなる組織の成長の糧となっています。
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Q2
食品卸と食品メーカーって
何が違うの?
さまざまな食品メーカー(生産者)が開発・製造した商品を
食品卸が取りまとめ、小売店や外食店へと届けます。
食品卸売業界は一般消費者からは知られることが少ない業界です。しかし、食の選択の幅をひろげ、食生活を豊かに、楽しくするために、なくてはならない存在です。食品卸の果たす役割は大きく分けて2つ、『商流』と『物流』です。『商流』は商品の売買によって商品の所有権が移転していく、即ち商売の流れを指し、『物流』は保管・加工・輸送など生産者から消費者の手にわたるまでの物の流れを指します。メーカーから仕入れた商品を品質管理し、需給をコントロールしながら、必要な時に必要な商品を届けることや代金決済を請け負うなど、その役割は多岐にわたります。
日本の食品流通の流れ
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Q3
小売業から見た、
食品卸があることによる
メリットは?
商品や食材の選択幅がひろがり、
メーカーから店舗までの商品配送のコストを削減。
小売業が「美味しいを充実」させ、消費者からの高い満足を実現するためには、商品や食材の広い選択幅が必要です。しかし、メーカー毎に発注し、各々の配送や決済処理に対応していたのでは、必要となるコストや時間も多大となり、結果「美味しいへの、遠まわり」となってしまいます。そこで食品卸がこれらの業務を取りまとめ代行し、コスト・時間・人員的負担などの削減を行うことで「美味しいへの、近道」を実現します。
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Q4
卸売企業の中で、
日本アクセスの強みは
なんですか?
3温度帯の食品を扱う「全温度帯流通機能」と
豊富な物流インフラによる流通最適化力。
当社の最大の特長は、ドライ(常温)・チルド(冷蔵)・フローズン(冷凍)の3温度帯の食品を全国のお得意先様にお届けする「全温度帯流通機能」です。その中で、チルド食品・乳製品・冷凍食品等を含む「低温事業」に関して業界トップクラスの事業規模を誇っています。また、ドライ商品の乾物・乾麺においても国内最大規模の商品数を取り扱っており、その圧倒的な商品数がお客様ごとに最も適した提案を可能にします。その他にも当社は、約525ヶ所の物流拠点、約7,600台に及ぶトラック網という強力な物流インフラを完備しています。3温度帯の商品幅に加え、このインフラを駆使することでローコストでハイクオリティな「日本アクセスだからできる。」が生まれます。
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Q5
日本アクセスは、
自社で商品を作らないの?
食品卸で培ったノウハウを活かし
PB(プライベートブランド)を展開しています。
新しい価値創出への行動が企業成長の鍵であると考え、当社では付加価値ある商品の創出にも積極的に取り組んでいます。メーカー各社と製造分担を行いながら協業することで、商品開発力を強化し、「小売における売場の活性化を促す」という狙いで展開しています。ただ商品を開発するだけではなく、メーカーの商品と競合しない商品かつ小売業・消費者の方々にとって「あったらいいな」と思われるような商品を開発することで、様々なシーンで「おいしい!」と喜ばれる商品を「アクセスブランド」として続々、発信しています。
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Q6
どうやって
消費者の声を拾っているの?
日本アクセス独自の企画「新商品グランプリ」や
アクセス業務用市場開発研究会により、最新の消費者ニーズを把握。
春と秋に実施する日本アクセス独自の企画「新商品グランプリ」やアクセス業務用市場開発研究会により、最新の消費者ニーズを把握。「新商品グランプリ」は市場を動かしている主婦(夫)層の方々に直接投票していただく機会を設け、そこから消費者のリアルな声をきいています。そしてその声はメディアやSNSを通した幅広い情報発信に生かしています。
また、国内外の業務用市場活性化を推進するアクセス業務用市場開発研究会(AG研)では、業務用メーカー様181社とのパートナーシップにより、様々な食シーンにあったメニューの開発など研究を行っています。これらの機能をフル活用することで、めまぐるしく変化する消費者のニーズや多様化する食シーンに対応できる、「本質的な課題に向き合った提案」を可能としています。
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Q7
日本アクセスの
ビジネスは、
日本だけ?
世界のさまざまな国に「日本の食文化」を届けることも
私たちの使命です。
日本の食品メーカーの商品を日本アクセスの輸出専用倉庫でとりまとめ、海外の日本食レストラン、スーパーや百貨店などの小売店、eコマース事業者、コンビニエンスストアにお届けする海外事業を展開しています。
近年、海外で日本食の存在感が高まり日本食ブームが起きている中、日本食レストランなどに寿司に使うしょうゆ、酢、わさびや味噌汁で使う味噌、出汁、海藻類といった日本食の基礎調味料を提供する「Food service」。そして、小売店に3温度帯の商品を中心に提案する「Retail market」の2事業を軸に、「Delcy」 や「miwabi」などの自社商品も積極的に輸出を行い、世界のさまざまな国に「日本の美味しい」をつないでいます。
Q8
日本アクセスの今後は?
「モノの提供」のみならず、「価値とサービスの提供」へ。
そして「卸売」から「卸企業」へ。
例えば、全国に跨る物流網を活かした新たな価値を届ける幹線物流の構築であったり、例えば外食店への「食材提案」の枠を超えた「メニュー提案」であったり、例えばPB(プライベート)商品の開発による製造市場への挑戦であったり、現在、当社の各々の事業部がそれぞれ「卸売」の枠を超え、お取引様へ様々な角度からサービスを提供する「卸企業」へと変化を遂げようと動いています。川上から川下までの食品流通全体に携わっている当社だからこそ提供できる価値やサービスを創出し、お取引先様にとって「なくてはならない最強のパートナー卸」を目指します。社会全体、ひいて業界全体の過渡期である昨今。この機会をチャンスと捉え、日本アクセスは挑戦を続けていきます。
食に関わるすべてを担える
“最強のパートナー卸”へ
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