社員紹介

あらゆる角度から食の品質を守り続ける
食品安全管理

中村 翔平

法務・コンプライアンス・食品安全管理部
品質管理課
2015年4月入社 社会学部メディア社会学科卒

※取材当時

幼少期をタイのバンコクで過ごし、日本に帰国した際、「いつでもどこでも美味しいものが安全・安心に手に入る」という日本の食文化に感動。その記憶は大人になっても薄れることはなく、就職活動時に「世界に誇るべき日本の食インフラを支える存在になりたい」と考え、日本アクセスへ入社。

私の仕事は

美味しいを
当たり前にする仕事。

私は品質管理課に所属し、食品の規格・品質管理の観点から自社ブランドの製造委託先メーカーさまなどの工場において定期的な点検を実施しています。また、メーカーさまやお取引先さまに向けて、食品の品質・衛生管理に関する勉強会を実施するなど、取扱商品の安全を担保・啓蒙するためのさまざまな活動を推進しています。

日本に住んでいると当たり前に感じられますが、食品の品質・安全性を常に高いレベルで維持し続けることは簡単ではありません。実際、安全性を担保するための手段や法規則の認知に関して、食品業界内であってもまだまだ足りないと感じることがあります。だからこそ、私たちが品質安全管理の立場から、食品安全に関する知識・スキルを吸収するとともに、幅広くアウトプットしていく必要があるのです。私自身は根っからの文系なのですが、慣れない専門用語や物質名についても自ら学ぶように心がけています。

私の仲間&職場は〇〇です!

討論会場

品質管理課で扱う問題は、答えを一つに絞れないケースも少なくありません。たとえば、工場点検において法規的に明確に定められているチェック項目以外の内容に関しては、どこまで改善を要求するかに関して、担当者レベルでの判断が求められます。そうした際、最善の答えを導き出すために社員同士、あるいは工場側の方まで巻き込んで熱い議論を交わしている様子は頻繁に見かけます。食品業界は、「これをやれば絶対に安全で安心」ということがない世界だからこそ、常にコミュニケーションを取りながら答えを追い求めています。

私は今〇〇にワクワクしています!

未知との遭遇

メーカーさまの食品製造工場を点検するためには、事前に様々な情報を頭の中に入れておく必要があります。企業情報や製造商品に関する情報はもちろんですが、HACCP(食品安全マネジメントシステム)の概要、工場内で使用されている機器の特性、洗剤の種類・効果など、文系出身であり同部署に異動して間もない私にとっては、未知の世界であった理化学的な内容も多分に含まれています。日々、こうした新しい情報・知識と出会えることは良い刺激になりますし、少しずつですが自分のものとして吸収できていることにも喜びを感じています。

仕事風景

私のビジョンは
新たな美味しさの発見と発信

私はタイで幼少期を過ごしており、いつでもどこでも美味しい食べ物が手に入る日本の環境にカルチャーショックを受け、それが当社に入社する動機にもなっています。だからこそ、まずは安全・安心な食を届ける仕事に注力し、さらにはまだ届けられていない美味しさを発見・発信することにも関わりたいと思っています。新たに発見された食品の安全を確認し、安心して届けられるルートを確立するためには、さまざまな人間の協力が必要です。どのような角度からアプローチするにしても、将来的にはそうした仕事に携わりたいと考えています。